さかさ言葉あそびが楽しい絵本 作家さんインタビュー

(2015/05/01)

おまたせしました!お出かけにぴったりな楽しい絵本を紹介するコーナー「スマイリーマム絵本部」です。第三回めは、絵本作家のこすぎさなえさんにインタビューします。

最近、新作の『サカサムシちゅういほう』(こすぎさなえ 作/細川貂々 絵 教育画劇)が出版されたばかり。今回はこの絵本を中心に、お話をお伺いしたいと思います。

sanae kosugi

(こすぎさなえさん)

絵本は、サカサムシ注意報!のニュースから始まります。 なんとサカサムシに刺されるとみんな、さかさまになってしまうそうです。 さあ、どんなことが起こるのでしょうか?

サカサムシちゅういほう

スマイリーマム編集部:

言葉あそびの絵本はいろいろとありますが、虫を使うという発想がユニークだと思いました。この「サカサムシ」のアイディアはどこから思いついたんですか?

こすぎ:

もともとは、5、6年前に通っていた絵本講座の宿題として書いた作品です。テーマが「虫」でした。虫にさされたら変になってしまうお話が良いな、と考えているうちに、言葉がさかさまになったら面白そうだなあ、と。授業で発表したときは、大受けでしたよ。虫にさされる度に「てい!」というのが面白かったみたいです。

スマイリーマム編集部:

なるほど、さかさになってしまうから、「いて!」が「てい!」になるんですね!(笑
たしかに音が面白い! それに、さかさま言葉からではなく、出発点が虫だったなんて、意外でした。

では、この作品を通して、読者に伝えたいことや、苦労したポイントなどはありますか?

こすぎ:

子どもは、さかさ言葉で遊ぶのってみんな好きだと思うんです。さかさ言葉の絵本もたくさん出ていますが、私はそれを日常の会話の中に取り入れてみたいと思いました。 回文やさかさまにすると別の意味になる言葉などで、会話が混乱していくような、面白いやりとりをつくってみたかったんです。

スマイリーマム編集部:

なるほど!その点は、たしかに新鮮でした。まんまとお話が混乱していきましたね。(笑

それでは、苦労した点はどうでしょう?

こすぎ:

苦労というほどではありませんでしたが、面白い回文やさかさ言葉を探すのに、時間がかかりました。一時は、いつもそのことばかり考えていました。

スマイリーマム編集部:

たしかに、絵本の中にはたくさん面白いさかさ言葉が出てきて楽しいですよね! 絵は、漫画家でもある細川貂々さんが担当されていますが、ユーモアがあってほのぼのした雰囲気がとても合っていますね?

見開き

こすぎ:

そうですね。絵がお話にぴったりだったと思います。実は、絵を描いていただく画家さんを見つけるのに、1年近くもかかってしまいました。 あるとき、貂々さんの童話の挿絵を見て、「これだ!」とピンときたんです。すぐにお願いして、承諾していただけて、本当に良かったです。キャラクターがなんとも言えない味があって、昭和のようなあたたかさがありますよね。

スマイリーマム編集部:

たしかに。このお医者さんとか、おじいちゃんの服装とか。なんとも言えないいい味を出していますね。(笑

こすぎさんは、会社勤めをされながら、絵本の創作もされているそうですが、絵本作家を目指したきっかけなんでしたか?

こすぎ:

高校生のときに『モモ』(ミヒャエル・エンデ作)を読んで感動し、児童書をつくる仕事がしたいと思うようになりました。
大学では、児童文学のサークルを立ち上げ、同人誌もつくっていました。そのサークル、実は今でも大学にあるんですよ。(笑
卒業後に、ゲームのシナリオを書く仕事を経て、子ども向けのCD-ROMをつくる会社に転職しました。その時に、ストーリーを考え、好きな絵本作家さんに絵をお願いする仕事の面白さを知ったんです。
その後、絵本講座の告知をみて、一期生として通い始めました。毎回宿題が出て、締め切りがあるのが私には良かったみたいです。(笑

スマイリーマム編集部:

そんなに、前から目指していたなんて、それに、サークルまで立ち上げる行動力!すごいですね!見習いたいです。

他にもたくさんお話を書かれているこすぎさんですが、これから、どんな絵本をつくってみたいですか?

こすぎ:

絵本をつくるときにいつも考えているのは、読んだ後に「あー面白かった」と思ってもらえたり、何か新しい発見があるような作品にしたいということです。
それから、読んだ後も、想像が広がって日常の遊びにつながっていくような、そんな絵本をつくりたいと思っています。
サカサムシだったら、サカサムシに刺されたら?という遊びができますよね。

スマイリーマム編集部:

サカサムシごっこですね!楽しそうです。絵本をきっかけにして、親子や友達と一緒に遊べる、絵本を超えた絵本。素敵です!絵本がなくても遊べて、お出かけにもぴったりですね。

今日は本当にありがとうございました。興味深いお話ばかりで、とても楽しい時間でした。これからも、ますます楽しい作品を楽しみにしています!

それでは、今回も、こすぎさなえさんのサイン入り絵本を二冊、プレゼントします! スペシャルカードのおまけつきです。どしどし、ご応募ください!

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こすぎさなえさんプロフィールとウェブサイト

こすぎさなえ

滋賀県生まれ。 京都大学教育学部卒業。会社勤めのかたわら絵本の文章を書き始める。絵本に『しろおうさまとくろおうさま』『5のすきなおひめさま』(以上、PHP研究所)、『とんとんとんとんひげじいさん』『とーんだとんだ』(以上、世界文化社)、オムニバス絵本『てをつなごう』(今人舎)など。幼児向け月刊誌にも多数お話を書いている。 ホームページ:http://sanaeksg.jugem.jp/

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